「これは“オオカミ様”になるしかない!」『かがみの孤城』キャラを再現…11歳ぬいぐるみ職人が生んだハロウィン衣装に197万回表示

2025/11/03 07:50
原作の雰囲気まで再現した作品/オカアヤンさん(@sabachikubi) 提供
原作の雰囲気まで再現した作品/オカアヤンさん(@sabachikubi) 提供
 11歳の少女がオオカミのお面をかぶり、アンティーク調の椅子に座る1枚の写真がXに投稿され、大きな話題を呼んでいる。オカアヤンさん(@sabachikubi)が投稿したこの写真には、197.2万回の表示と6.6万件の「いいね」が集まり、小説『かがみの孤城』の雰囲気まで再現した作品に「クオリティたっか」「素晴らしい!!」「原作知ってる人なら5度見するレベルで刺さる」などのコメントが相次いだ。7歳の頃からぬいぐるみ制作を続ける"ぬいぐるみ職人"のスーさんと、創作を見守る母オカアヤンさんに話を聞いた。

【別カット】「クオリティたかっ!」『かがみの孤城』小説表紙ポーズを再現したスーさん

 今回のテーマ選びは、父親がプレゼントしたオオカミのお面がきっかけだった。「娘は動物のかぶりものが好きでよく耳のついた帽子やお面などをつけています。そんな娘のためにおとうちゃんがたまたまオオカミのお面を見つけてプレゼントしたところ『これはかがみの孤城のオオカミ様になるしかない!』と閃いたようです」(オカアヤンさん)

 職人としてのこだわりは、細部の仕上げに現れた。「お面から覗く目の見え方などにこだわりがあったらしく、目周りの毛を自分で切って整えたりしていました。衣装もオリジナルは半袖なのですが、長袖の方が上品な気がすると言ってあえて長袖をえらびました」(オカアヤンさん)

 撮影場所は自宅の寝室。昭和レトロな家具や柄物の壁紙を好むという母の趣味が、作品の世界観を引き立てた。「椅子は私の叔父の古い家にあった椅子を数年前に譲り受けたものです」(オカアヤンさん)

 今回のコスプレをきっかけに、スーさんは新たな創作の世界に目覚めたという。「オオカミ様でコスプレに目覚めてしまったようで、好きなアニメやお話の世界のコスプレをちょこちょこするようになりました。来年はヘタリアという漫画のコスプレをしたいと言っています」(オカアヤンさん)

 スーさんは7歳の頃から小さな手でコツコツとぬいぐるみを作り続けており、現在はsuunuusという名前で活動している。

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