『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』秋元強真vs.萩原京平 (C)RIZIN FF
■『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』
(3日/GLION ARENA KOBE)
第14試合 RIZIN MMAルール(5分3ラウンド)
【試合映像】お互いに大流血の大熱戦!秋元強真vs.萩原京平
◯秋元強真 ― X萩原京平
2ラウンド3分52秒 TKO(グラウンドパンチ)
7月の『超RIZIN.4』のリング上で一触即発の事態になってから3ヶ月、ようやく決着の時を迎えた因縁の一戦は、MMAファイターとして成長が止まらない19歳の秋元が、萩原を退けた。
会見や公開練習、そして前日計量など顔を合わせるたびに一触即発のバチバチになっていた秋元と萩原。午後6時7分にゴングが鳴らされたこの日のメインイベント、お互いの長所といえる鋭い打撃が交錯し、1ラウンドからお互いに流血する激しい展開になり、会場からは何度も大声援が鳴り響く。
両者とも顔を真赤にしながら迎えた第2ラウンド、秋元がタックルを仕掛けて萩原が一度はしのぐも、2度目でグラウンドのバックポジションの奪取に成功。下半身でロックして萩原の首を何度も狙うが、萩原も首は取らせない。ポジションを変えようとした萩原を逃さなかった秋元がマウントポジションの上を取り、パウンドの鉄槌を降らせまくったところで、レフェリーが試合を止めた。
ケージに登って喜びを爆発させた秋元は、顔から大流血しながらも「どんだけもらっても俺は心が折れることはないので」と気持ちの強さをアピール。そして「去年の大みそかにグラップラーの元谷(友貴)さんに負けて、まだグラップラーに勝てないとか言ってるバカがいるんで、次に俺に超強いグラップラー当ててください」とリクエストした。
最後は「この先のRIZINを盛り上げていけるのは俺しかいないんで、皆さんこれからも俺に注目しててください。お願いします!」と締めくくり、この日一番の歓声を浴びた。