映画『新解釈・幕末伝』新解釈決起会見に登壇した(左から)広瀬アリス、ムロツヨシ、佐藤二朗、山田孝之 (C)ORICON NewS inc.
         
         俳優のムロツヨシ(49)、佐藤二朗(56)、山田孝之(42)、広瀬アリス(30)が4日、都内で行われた映画『新解釈・幕末伝』(12月19日公開)の新解釈決起会見に出席。印象に残っているシーンについて語った。
【集合ショット】圧巻!晴れやかな衣装で登場した広瀬アリス&ムロツヨシ&佐藤二朗ら
 福田雄一監督の劇場公開20作目となる本作は、“教科書には載っていない新解釈”による幕末エンターテインメント。坂本龍馬役をムロツヨシ、西郷隆盛役を佐藤二朗が務め、福田組を支えてきた2人が初のダブル主演を飾る。さらに、山田孝之が桂小五郎、広瀬アリスが坂本龍馬の妻・おりょうを務める。
 劇中では、ムロ、佐藤、山田が会話するワンシーンが35分におよぶ。その間、CGなどの仕掛けは一切なく、3人の会話のみ。台本は38ページ分となり、山田は「福田さん、ついにいってしまったのかなと。確か、1回台本を閉じたと思います」と本音を吐露。さらに、読み合わせも禁止されていたそうで「あれはすごい緊張感でした。すっごい集中してピリピリしていました」と振り返った。
 読み合わせ禁止の真意は、福田監督にしかわからないようで、ムロは「福田さんは芝居の鮮度を大事にされます、慣れないでほしいということなのかな」と想像。シーンの出来栄えについて佐藤は「引くくらい長い」としつつ、「全然飽きなかったので」とアピールしていた。