“初出し”ヘアスタイルを披露した豆原一成(左)、市毛良枝(右)(C)ORICON NewS inc.
グローバルボーイズグループ・JO1の豆原一成(23)と俳優の市毛良枝(75)が6日、都内で行われたW主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』公開御礼舞台あいさつに登壇。豆原がイメージチェンジしたヘアスタイルを披露した。
【写真】素敵…!笑顔で手を振る豆原一成&市毛良枝
先日まで明るい髪色だった豆原は、黒髪をお披露目。「ちょっと(劇中で演じた)拓磨っぽくなったかなと思います。きのう染めて、皆さんが初出しということで、楽しみにしていました」と照れ笑いを浮かべていた。
そんな豆原はこの日、市毛をさらりとエスコートして登場。豆原が「きょうは集大成をお見せできるように直前で『やらせてください!』と言いました」と明かすと、市毛は「スムーズでした」とにっこり。同作の初めての舞台あいさつでは初々しいエスコートだったが、この日は完璧なエスコートだった。
今作は約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(のちに現在の学校法人文京学院に発展)し、教育のために奔走した島田依史子さんの著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』(講談社エディトリアル刊)が原案。島田さんが後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスをちりばめて本作の物語が構築された。
夫を亡くした祖母・安藤文子(市毛)を気遣い同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった祖母との日々は逆に大学生の孫・安藤拓磨(豆原)を元気づけていく。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”がつむぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語となる。監督は、中井貴一主演映画『大河への道』(2022年)などの中西健二氏、脚本は『サイレントラブ』(24年)のまなべゆきこ氏が務める。市毛は44年ぶりの映画主演となる。
舞台あいさつには、豆原、市毛のほか、中西監督、まなべ氏が登壇した。