75歳・市毛良枝、現在地は富士山5、6合目「振り返ると麓が見わたせる」

2025/11/06 18:34
現在地を富士山たとえて語った市毛良枝(C)ORICON NewS inc.
現在地を富士山たとえて語った市毛良枝(C)ORICON NewS inc.
 グローバルボーイズグループ・JO1の豆原一成(23)と俳優の市毛良枝(75)が6日、都内で行われたW主演映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』公開御礼舞台あいさつに登壇した。

【写真】素敵…!笑顔で手を振る豆原一成&市毛良枝

 作品にちなみ、富士山にたとえた現在地を問われると「年齢で言ったら7とか8と言わなければいけない」としつつ、「5合目で6合目のあたりかな」と回答。「下の方をうろうろしながら道に迷って藪を抜けて、(この位置にくると)頂上が見える。目標が見えるようになるし、もうちょっと行って振り返ると麓が見わたせるようになる。そんな位置かなと思います」と登山が趣味の市毛ならではの解説を加えた。

 一方、豆原は「もっといける!」という意味を込めて2合目、脚本・まなべゆきこ氏は5合目、中西健二監督は2.5合目と答えていた。

 今作は約100年前、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立(のちに現在の学校法人文京学院に発展)し、教育のために奔走した島田依史子さんの著作『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』(講談社エディトリアル刊)が原案。島田さんが後進に伝え続けた「学ぶことは楽しい」という概念を核に据え、彼女の生きる姿勢のエッセンスをちりばめて本作の物語が構築された。

 夫を亡くした祖母・安藤文子(市毛)を気づかい同居したはずなのに、同じ学び舎で学ぶことになった祖母との日々は逆に大学生の孫・安藤拓磨(豆原)を元気づけていく。“夢に迷う孫”と“夢を見つけた祖母”がつむぐ、人生のふとした喜びを描く家族の物語となる。監督は、中井貴一主演映画『大河への道』(2022年)などの中西健二氏、脚本は『サイレントラブ』(24年)のまなべゆきこ氏が務める。市毛は44年ぶりの映画主演となる。

 舞台あいさつには、豆原、市毛のほか、中西監督、まなべ氏が登壇した。

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