吉永小百合&佐藤浩市、紫綬褒章の阪本順治監督へ祝福の花束 ワインセラーからとっておきの1本も

2025/11/10 19:17
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した(左から)阪本順治監督、吉永小百合 (C)ORICON NewS inc.
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した(左から)阪本順治監督、吉永小百合 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の吉永小百合、佐藤浩市、阪本順治監督が10日、都内で行われた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

【写真】阪本順治監督とがっちり握手する佐藤浩市

 2日に発表された紫綬褒章の受章者に阪本監督が選ばれた。この日、佐藤から祝いの花束、吉永からは自宅のワインセラーの中でも1番のワインが贈られた。佐藤は「初めて会った時、まさか勲章をもらえる監督になるとは思いませんでした。おめでとうございます」と祝福し、阪本監督は「照れるね」とはにかむ。

 吉永は「監督はご自身の作りたいものをずっとずっと我慢して地味に作られていらして『せかいのおきく』のような素晴らしい作品を生み出していらっしゃいます。今回『てっぺんの向こうにあなたがいる』という作品をご一緒することができて、私はとてもうれしいし、また今回紫綬褒章をお受けになったということは『バンザ~イ』という気持ちでおります。おめでとうございます。これからも監督の思う『こういうものを作りたい』というものを作り上げていっていただきたいと思います」と言葉を送り、阪本監督は「ありがとうございます」と感謝した。

 阪本監督は「一報あった時は耳を疑ったし、本当恐れ多いです」と心境を明かす。続けて「私は崎陽軒のシュウマイ弁当のフタの裏に付いたご飯粒みたいな存在ですから」と阪本監督が謙遜すると、佐藤が「わかんない!」とツッコミが。阪本監督は改めて「何が言いたいかというと、僕は当然、個人でいただいたと思ってなくて、仲間とみんなでいたいたごほうびだと思っています。このタイミングで発表というのは、この作品に対する期待度もあったのかなと。吉永さんにもありがとうございますとお伝えしたいです。浩市くんとは(一緒に作品を作るのが)11本目なんですけど、浩市くんにもありがとうと伝えたいです」と笑顔で話していた。

 本作は、1975年5月16日、日本時間午後4時30分、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さんの半生を描くヒューマンドラマ。その歴史的快挙を含め、田部井さんの挑戦と軌跡をつづった著書『人生、山あり“時々”谷あり』を原案に映画化された。

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