マネスキンのギタリストがソロ始動 ハマ・オカモト×チャド・スミス(RHCP)のリズム隊楽曲も プロデュースはトム・モレロ(RATM)
マネスキンのギタリスト、トーマス・ラッジが初のソロ・アルバム『マスカレード』を12月5日にリリースすることが決定した。トム・モレロ(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)がプロデュースを手がけ、国内外の実力派アーティストたちが集結する話題作となる。
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同作には、トムをはじめ、ベック、ニック・セスター(ジェット)、アレックス・カプラノス(フランツ・フェルディナンド)、マキシム(ザ・プロディジー)、セルジオ・ピッツォーノ(カサビアン)、ルーク・スピラー(ザ・ストラッツ)ら海外勢に加え、ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、マット・ソーラム(元ガンズ・アンド・ローゼズ)といったそうそうたる顔ぶれが参加。ジャンルや国境を超えた“音楽愛”によって生まれた1枚となっている。
トーマス本人は今回のリリースに際し、「音楽を通じて僕のストーリーを共有したい、実験や発見を通じて自分自身を新たに深く掘り下げたい」と語り、プロジェクトの始動にあたってモレロからの多大な支援を受けたことも明かしている。
プロデューサーを務めたトム・モレロは、「俺にとってはロックンロールを擁護して、今もなお重要なものだということを見せつける新たなチャンスだ」と同作の意義を語り、ニック・セスターも「俺も関われてハッピーだったね!」とコメント。アレックス・カプラノスは、デッド・オア・アライヴのカバー曲「ユー・スピン・ミー・ラウンド」に参加したことについて、「“これこそカバーのあるべき姿だ”と思った」と絶賛している。
また、日本から参加したハマ・オカモトは「このプロジェクトに日本のプレイヤーとして参加できて嬉しいです。大好きなチャド・スミスとのリズム隊、素晴らしくエキサイティングでした。トーマス、次はステージで会いましょう!」と語り、アップサールも、共作した「ルーシー」について「曲がひとりでに私たちから生まれ落ちたのよ」と振り返っている。
ローマの路上から世界の大舞台へと駆け上がり、モダンロックに新風を吹き込んできたトーマス。『マスカレード』では、ギタリストとしての技巧だけでなく、音楽を愛する人々を結びつけるコラボレーターとしての姿も鮮やかに刻まれている。
■『マスカレード』収録曲
「ゲッチャ!」 with ニック・セスター、チャド・スミス、トム・モレロ
「キープ・ザ・パック」 with マット・ソーラム、トム・モレロ
「ルーシー」 with アップサール、ハマ・オカモト、チャド・スミス
「キャット・ガット・ユア・タング」 with セルジオ・ピッツォーノ
「フォー・ナッシング」 with マット・ソーラム
「ユー・スピン・ミー・ラウンド(ライク・ア・レコード)」 with アレックス・カプラノス
「ザ・リッツ」 with ルーク・スピラー
「フォーラウェイ」 with マキシム
<日本盤CDボーナス・トラック>
「フォー・ナッシング(オルタナティブ・ヴァージョン)」 with マット・ソーラム