大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』より(C)NHK
俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の第44回「空飛ぶ源内」(16日放送)で、重田貞一(のちの十返舎一九)を演じる井上芳雄が本格的に登場を果たす。本人からのコメントが到着した。
【写真あり】「分かりやすい!」新たな相関図を公開
■役柄紹介
駿河国の生まれで、ある日、日本橋の蔦重(横浜流星)のもとを訪ねてくる。蔦重が出す黄表紙が好きで、自らも耕書堂で、本を書きたいと申し出るが…。史実では、蔦重亡き後に執筆した『東海道中膝栗毛』が全国的に多くの読者を獲得して滑稽本という新たなジャンルを確立した。
■コメント
――初登場シーンはいかがでしたか?
最初のうちは、凧の人というイメージしかないんじゃないかな(笑)。クランクインは、凧の扱いに奔走したという感じでした。向かい風が来たら危ないなというぐらい大きかったです。一九の江戸に懸ける思いが、あの凧の大きさに表れたんじゃないかなと解釈しています。
――重田貞一はどんな役?
皆さん十返舎一九という名前は聞いたことがあると思うのですが、どんな人だったのかというと『東海道中膝栗毛』以外の情報はあまりないと思います。「べらぼう」では蔦屋に恋い焦がれて、ここに居させてほしいという、とても軽やかで、世渡り上手というか、明るく楽しく愉快にやっていける前向きなエネルギーのある人だと感じています。思ったより若い役だったんですよね。これから世に出ていこうという若いエネルギーが出ればいいなと、実年齢を隠して頑張りたいと思っております。
――視聴者へのメッセージ
「べらぼう」も終盤にさしかかっていますが、ここで登場させていただいて、また新たなエネルギーを出せればいいなと思っております。