『けるとめる』に出演する(左から)松倉海斗、七五三掛龍也、小野伸二、中村海人、松田元太、吉澤閑也 (C)フジテレビ
7人組グループ・Travis JapanがMCを務めるフジテレビ系サッカーバラエティー『けるとめる』(毎週月曜 後11:00)17日、24日の2週にわたって、ドキュメント企画「THE一度も落とさずシュート」を届ける。今回は静岡・静岡市をホームタウンとし、Jリーグ黎明期から日本サッカーを支え続ける歴史あるクラブ・清水エスパルスの乾貴士と吉田豊が参加する。
【写真】鹿島を満喫する吉澤閑也ら
この企画は現役選手&選手OBらが、Jリーグクラブのホームタウンで地元の方々やクラブスタッフらを交え、およそ20分間リフティングだけでボールを一度も地面に落とすことなくつなぎ、ゴールにシュートするまで持って行くことができるかを描く。企画初の成功に向け気合十分な選手と高校生たちの熱い戦いが繰り広げる。
スペイン・リーガエスパニョーラでも活躍し、魔法使いとも言われたテクニシャンで、『2018 FIFAワールドカップロシア大会』決勝トーナメントで見せた高度な技術と正確さが光ったミドルシュートも印象に残る乾と、非常に明るい性格でクラブをけん引する守備職人・吉田。そんな2人がタッグを組むのは、スポーツの名門・東海大学附属静岡翔洋高等学校サッカー部員ら。全員で円陣を組み、吉田の「絶対成功させるぞ!いくぞー!」のかけ声で挑戦が幕を開ける。
今回のコースは、サッカー部の監督が考案したもの。スタッフから難しいと思うか問われた監督は「難しいと思うけど、おもしろそう!」と太鼓判を押す。しかし複数の関門が待ち構えており…。スタートを切るのは乾。開始早々、数名の生徒らとパスをしなければならないがお互いの足元の正確さが光り、「いいね、上手!」「ナイス!」の言葉が飛び出す。
1つめの関門は1階の広場から2階の渡り廊下へのパス。柵と天井の高さは1メートルほどで、そこを通さなければ吉田へとつなぐことはできない場所だが、高校生たちの手厚いフォローが2人の背中を後押しする。吉田へと渡ったボールは、職員室へ。バレーボール部顧問、校長先生、元サッカー部顧問とつなぐが「これバカきつい…」と少し弱音も。しかし、絶対に成功させたい乾と吉田は高校生のフォローを受けながらボールをつないでいくが…。
さらに、乾・吉田らの奮闘を見守るのは元日本代表でJリーグ特任理事の小野伸二とTravis Japanの中村海人、七五三掛龍也、吉澤閑也、松田元太、松倉海斗。絶対に成功させるため着実に丁寧に運ぶ乾と吉田の一方で、大胆な足技を披露するサッカー部員たち。「いらんことすんなよ(笑)。でもうますぎやろ」と驚く乾と「メンタル強いな!」と感心する吉田、そして「落としたらどうなるか分かってるじゃん!俺も乾の立場だったら言うもん!」と笑うしかない小野。
しかしこの挑戦が高校生たちの背中を後押しすると分析する小野は「これをやっても大丈夫という勇気を与える。うまいってレベルじゃない!」と感心しきり。スタジオでは、小野とTravis Japanで“プチ一度も落とさずシュート”に挑戦してみることに。“リフティングがうまくなりたい!”と言っていた松倉の元にもボールがやってくるが…。
チャレンジを終えた乾は「思ったよりもしんどかった。僕が落としそうなときも(高校生たちが)サポートしてくれたし、みんなうまかった。充実感がありました!」、吉田は「しんどいけど、みんなの助け合いがあってボールをつなげた。チームワークって大事だなって思った」と笑顔に。いつの間にか堅いチームワークができていた高校生たちと乾・吉田の絶対に落とすわけにはいかない戦いはどのような結末を迎えるのか。