『ズートピア2』(12月5日公開)場面写真(C)2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ディズニーの人気アニメーション映画の最新作『ズートピア2』(12月5日公開)の公開を前に、主人公ジュディとニックの胸キュンな関係性を振り返りつつ、最新作の見どころに迫る。
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■“イケメンすぎる”キツネ・ニックが世界中で大人気!
前向きで夢をあきらめないウサギの警官・ジュディと、皮肉屋ながらもカッコよさが光る詐欺師のキツネ・ニック。前作『ズートピア』では、偶然の出会いから行方不明事件の真相を追うことになったふたり。真っすぐなジュディと、どこか斜に構えたニックという正反対な性格のふたりは最初こそ衝突するが、共に困難を乗り越える中で信頼関係を築いていく。
中でも注目を集めたのが、徐々に心の内を見せる“イケメンすぎる”ニックの魅力だ。初登場時は詐欺を働く“ワル”だったニック。新米警察官としてやる気満々のジュディにとがめられようと、言葉巧みに話をかわながら姿をくらましてしまったことも。しかし、ジュディと行動を共にするうちに、彼が持っていたポテンシャルの高さが次々と発揮されることに。
相手の懐に入り込み必要な情報を引き出す観察力、計算し尽くされたスマートな所作、そして、どんな緊急事態でも動じない心の余裕。ひょうひょうとしながらも、必要な時はさらっとジュディを助けてくれる――そのギャップに心を奪われるファンが続出。まさに“沼る”キャラクターとして、世界中で愛される存在となった。
■あなたはどのシーンに心動かされた?ふたりの名場面をプレイバック
ジュディとニックの関係性を語る上で欠かせないのが、前作でニックが自身の過去を明かすシーン。ミッションに苦戦し、ボゴ署長をはじめとした同僚たちからなかなか認められずにいるジュディに対し、ニックが「弱気な姿は見せるな」と励ます。そして、「昔はお前みたいにウブですぐショゲてた」と自身も子ども時代に心ない扱いを受けた経験から、傷つかないようにあきらめて生きてきたことを打ち明ける。そんなニックにジュディが「あなたはそんな人じゃない」と優しく声をかける。
落ち込んでいるジュディを素直に励ますニックと、“キツネ”というだけで周囲から信じてもらえなかったニックが心を許すことができる数少ない相手となったジュディ。さまざまな壁を超えて心を通わせる場面は、多くの視聴者の心を打った。
その後、肉食動物への偏見が再燃する中で、ニックはジュディの前から姿を消すが、ジュディは彼の存在の大きさに気づき、再び彼のもとへ。再会時、「私は本当にマヌケなウサギよ」と謝るジュディに、ニックは「しょうがないな」と頭を優しくポンポンし、「よしよし、がんばれよ」と包み込むように励ます。このシーンは、森川智之による日本語吹き替えの“イケボ”も相まって、多くのファンにとって心のビタミン剤のような瞬間となった。
紆余曲折ありつつも、無事に事件を解決したジュディとニック。映画のラストでは、警察学校を卒業したニックがジュディと再びバディを組むことに。「俺のこと、好きだろう?」というニックの冗談に、「そうよ、大好き!」と笑顔で返すジュディ――。このやりとりは、ふたりの関係性を象徴する、世界中のファンがうなる名シーンとなった。
■『ズートピア2』ではジュディとニックの絆が再び試される!
さまざまな試練を乗り越え、強い絆で結ばれたジュディとニック。そんなふたりの“その後”を描くのが、最新作『ズートピア2』だ。
警察官としてバディを組むふたりは、ある日、100年ぶりに姿を現した謎のヘビ・ゲイリーを追って潜入捜査へ。しかしゲイリーと接触したはずが、なぜか彼と一緒に逃げることに…。ゲイリーと行動を共にする中で、ふたりはズートピア誕生の裏に隠された驚くべき秘密に近づいていく。
いったい、ヘビのゲイリーの目的とは? そして、彼が姿を消していた本当の理由は――?
予告編では、ドレス姿のジュディとタキシードを着たニックが茶目っ気たっぷりに会話を交わす姿も。息の合った掛け合いと揺るぎない信頼関係は健在だが、果たしてふたりの絆はこの新たな試練にどう立ち向かうのか。
この冬、再びスクリーンに帰ってくるジュディとニック。『ズートピア2』は、そんなふたりのバディ愛がさらに深まる、見逃せない一作となりそうだ。