芦田愛菜が“なかなか出すことのない声”「体当たりで演じさせていただきました」 『果てしなきスカーレット』大阪舞台あいさつ

2025/11/17 13:26
映画『果てしなきスカーレット』大阪舞台あいさつに登壇した芦田愛菜 (C)2025 スタジオ地図
映画『果てしなきスカーレット』大阪舞台あいさつに登壇した芦田愛菜 (C)2025 スタジオ地図
 長編アニメーション映画『果てしなきスカーレット』(11月21日公開)全国キャンペーンの舞台あいさつが17日、大阪市内で行われ、声優を務めた芦田愛菜、岡田将生、細田守監督が登壇した。

【写真】芦田愛菜&岡田将生&細田守監督、関西弁が飛び交った舞台あいさつの様子

 『時をかける少女』『サマーウォーズ』などの細田監督の最新作。テーマは“生きる”。王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、「死者の国」で再び、宿敵に復讐を果たそうとする今までの細田作品と一線を画す物語となる。

 スカーレットを演じた芦田は「すごく深く、悩み苦しんでいるキャラクターだったので、それをどうやって表現しようかなと、私自身も悩み、体当たりで演じさせていただきました。叫ぶシーンも、悲しみの叫びだったり、あるいは、怒りなのか奮え立たせる叫びなのか、いろいろな種類があって、なかなか出すことのない声なので、どんな風に表現したらいいんだろうと、迷いや戸惑いが最初はありましたが、実際にやってみて、とにかくやってみて、なんとかスカーレットに近づいていけました」と語った。

 細田監督は「芦田さんの後ろ姿を見ながら収録していました。お会いすると、すごくかわいらしくて利発な方ですが、このスカーレットという役は、王女様だけど地面を這えずり回って、泥だらけになりながら頑張っているような人で、最初はイメージが全然違った。なのに、収録をしていくと、だんだん芦田さんの後ろ姿がスカーレットに見えてくる。 いつも、堂々と背筋をピンと伸ばして、スカーレットと向き合って、お芝居をしてくださった姿が、素晴しかったなと思い出します」と証言した。

 岡田は、スカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師・聖(ひじり)を演じた。劇中では、復讐に燃え戦うことでしか生きられないスカーレットと、戦うことを望まない聖という真逆な2人が死者の国を旅をする。

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