【衆院選】鹿児島県投票率57.71% 前回比1.62ポイント増 コロナで関心高まったか

2021/11/01 06:30
投票所で1票を投じる有権者=31日午前、鹿児島市の荒田小学校
投票所で1票を投じる有権者=31日午前、鹿児島市の荒田小学校
 31日投開票の衆院選の鹿児島県内の投票率は57.71%で、前回を1.62ポイント上回った。最大の争点となった新型コロナウイルス対策で、政治への関心が高まったことが要因とみられる。

 最も高かったのは、前回と同じ顔合わせとなった3区で61.39%。最低は、戦後初の与野党一騎打ちとなった1区の54.10%。三つどもえの争いの2区は58.58%、重鎮に2新人が挑んだ4区は57.16%だった。

 衆院選の県内の投票率は、前々回の2014年に戦後最低の50.47%を記録。前回の17年は5.62ポイント上昇し、56.09%だった。

 公示日翌日の20日から30日まであった期日前投票の利用者は29万8032人で、前回より3万854人減少した。選挙人名簿登録者数に占める割合は、前回比1.59ポイント減の22.22%。

 当日有権者数は133万9456人(男62万3802人、女71万5654人)。小選挙区の投票者総数は77万2962人。

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >