2022年「鹿児島」と一緒に検索されたキーワード 3位「停電」、2位「サマーナイト」、1位は? グーグルが発表

2022/12/11 11:04
南日本新聞が発行した号外「桜島 初の警戒レベル5」(2022年7月24日付)。グーグル検索キーワードでは「桜島」が上位5位にランクイン
南日本新聞が発行した号外「桜島 初の警戒レベル5」(2022年7月24日付)。グーグル検索キーワードでは「桜島」が上位5位にランクイン
 米グーグル日本法人は、2022年に都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングを発表した。鹿児島県の上位5位は何?
 
 5位は「津波」。日本から約8千キロ離れた南太平洋・トンガ沖の海底火山で1月、大規模噴火が発生し、奄美市名瀬小湊で1.2メートルの津波を観測。全国で相次いだ津波で最大だった。宮崎県で4位、沖縄県でも5位にランクイン。

 4位は「桜島」。7月、噴火警戒レベルが3(入山規制)から最高の5(避難)に一時引き上げられた。桜島のレベル5適用は初めて。噴石の飛距離が基準の2.4キロをわずかに上回ったことが決め手となった。

 3位は「停電」。7月に鹿児島市などで発生した大規模な停電は落雷が原因。9月には過去最強級の台風14号が襲来。大隅半島を中心に停電が長引き、市民生活に大きな影響が出た。
 
 「津波」「桜島」「停電」…。5~3位は自然災害に関連するキーワードが占めた。
 
 打ってかわって2位は「サマーナイト」。8月にあった「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」は節目の20回目を数え、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの夏開催となった。約7万人が1万5000発の花火を楽しんだ。
 
 そして1位は「コストコ」。同店から仕入れた商品を販売する小売店が7月に鹿児島市に初出店。県内外からの買い物客でにぎわった。

 調査は1月1日~11月24日を対象に実施。新型コロナに関連する「感染者数」などの言葉は、地域ごとの特性を分かりやすくするため順位から除外した。

 さて来年は? みなさんの1年が穏やかな年でありますように。

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