打ち上げを待つH2Aロケット49号機=26日午前10時、南種子町の種子島宇宙センター
三菱重工業は26日午後2時24分過ぎ、H2Aロケット49号機を鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた。政府の情報収集衛星「レーダー8号機」を搭載しており、予定軌道への投入を目指す。成功すれば、2005年の7号機から43機連続となる。
レーダー8号機は、電波を使って夜間や悪天候でも地表を観測できる事実上の偵察衛星。H2Aは本年度中に打ち上げられる予定の50号機を最後に引退し、後は新型ロケットH3に引き継ぐ。