児童のバッティングを指導する羽月隆太郎選手=小林市南西方
野球人口を増やすために日本プロ野球選手会と日本マクドナルドが支援する体験会が21日、宮崎県小林市の小林総合運動公園野球場であった。未経験者と野球を始めて1年以内の児童約40人が現役プロ2人と交流した。
体験会は、同市の野尻クラブスポーツ少年団、永久津ベースボールクラブの両軟式チームが合同で開催。宮崎県にゆかりがある広島カープ・羽月隆太郎選手(24)=宮崎市出身、神村学園高卒=と、阪神タイガース・小幡竜平選手(24)=大分市出身、延岡学園高卒=が選手会から派遣された。
児童は両選手にバッティングで球を捉えるこつやキャッチボールの大切さを学び、「練習を重ねてうまくなってほしい。プロ野球で一緒にプレーしよう」と励まされた。
小林市の紙屋小学校4年坂上希恵(のあ)さんは「プロ選手からアドバイスをもらえてうれしかった」と話した。