〈動画〉陸海空そろい踏み、3自衛隊合同で市中パレード  隊員や車両22台が行進、町主催で3回目 瀬戸内町

2025/01/26 20:47
目抜き通りをパレードする陸上自衛隊の車両=26日、瀬戸内町古仁屋
目抜き通りをパレードする陸上自衛隊の車両=26日、瀬戸内町古仁屋
 鹿児島県・奄美大島に駐屯する陸海空3自衛隊合同の市中パレードが26日、瀬戸内町古仁屋であった。音楽隊の演奏に合わせ、隊員計約120人と車両22台が目抜き通りを約300メートル行進した。沿道で住民らが見守った。

 同町主催で3回目。自治体が中心となり、3自衛隊がパレードをするのは全国でも珍しいという。

 空自南西航空音楽隊を先頭に海、陸、空自が登場。軽装甲車や03式中距離地対空誘導ミサイル(中SAM)、地対艦誘導ミサイル(SSM)といった車両が続いた。奄美大島出身の隊員が紹介されると歓声が上がった。

 鎌田愛人町長は「わが国の安全と世界平和のため今後も崇高な使命を果たすとともに、地域の発展に支援、協力をお願いしたい」とあいさつした。古仁屋港では装備品展示もあった。

 奄美大島には陸自奄美駐屯地(奄美市名瀬)と瀬戸内分屯地(同町節子)、海自奄美基地分遣隊(同町古仁屋)、空自奄美大島分屯基地(同市笠利)があり、計約700人の自衛官がいる。

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