体長1センチほどの金色ガエル「金ちゃん」=日置市伊集院町妙円寺3丁目
鹿児島県日置市伊集院の会社員鎌田吉嗣さん(36)宅に体長1センチほどの金色のカエルがいる。妻や4人の娘と一緒に「金ちゃん」と呼んでかわいがっている。
知人からもらったメダカの中に、体の透き通ったオタマジャクシがいることに、長女の妙円寺小学校3年海玲さんが7月中旬気付いた。
家族でオタマジャクシを県立博物館に持ち込んだり、成体の画像を広島大学両生類研究センターに問い合わせたりした結果、ニホンアマガエルの突然変異だと分かった。黄色と虹色、黒色の色素細胞が一部欠損している珍しい個体だという。
「カエルは嫌いだったけれど、飼い始めたらかわいくなった」と海玲さん。夏休みの自由研究で変態の様子など詳しく記録している。