眞子さま年内結婚へ 県民から祝福の声 儀式、一時金辞退には賛否

2021/09/02 12:00
 秋篠宮家の長女眞子さま(29)が小室圭さん(29)と年内に結婚される方向で準備を進めていることが分かった1日、南日本新聞の「こちら373」で意見を聞いたところ、祝福の声が多く寄せられた。小室家の金銭トラブルが取り沙汰された経緯から皇室への影響を心配し、複雑な思いを抱く人も。結納に当たる儀式の見送り方針や一時金の辞退意向には賛否があった。

 婚約内定の発表から4年。関連儀式の延期など紆余(うよ)曲折を経ただけに110人以上から意見が寄せられ、関心の高さがうかがえた。

 「非難されても初心を貫いて立派」(鹿児島市・60代女性)、「皇室でも好きな人と人生を歩みたいと願うのは人として当然」(同市・70代女性)、「1番楽しい時期がつらい道のりだったと思う。自分で決めた相手。自信を持って」(志布志市・40代女性)-。眞子さまへのエールが目立った。

 結婚に理解を示しつつ「説明責任を果たすべきだ」「皇室を離れるなら」といった注文も多かった。「素直に喜べない」(薩摩川内市・30代女性)、「駆け落ち同然。国民と天皇家に誠意が足りない」(霧島市・50代女性)、「皇室の在り方まで変わるのでは」(鹿屋市・60代男性)と複雑な意見や批判も。「静かに見守るべきだ」などと一部の過熱報道への苦言も複数あった。

 一時金の辞退意向には好意的な受け止めが目立った。一部で「公務をこなしてきた」(鹿児島市・70代女性)として、受け取るべきとの意見も出た。コロナ禍も考慮し、儀式の見送りやむなしとする半面、「国を挙げて祝いたい」(同市・50代男性)、「成長を見てきた。寂しい」(南九州市・50代女性)と開催を望む人もいた。

 女性・女系天皇や、女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」創設の議論加速を期待する声も上がった。
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