鹿児島県庁に設置された全国和牛能力共進会鹿児島大会のカウントダウンボード=6日、鹿児島市鴨池新町
2022年10月6~10日に霧島市牧園と南九州市知覧で開かれる全国和牛能力共進会(全共)鹿児島大会まで1年となった6日、カウントダウンボードが鹿児島県庁ロビーに設置された。関係者が「和牛のオリンピック」と呼ばれる大会の成功を願った。
高さ2メートル、幅1.4メートルのデジタル製。県推進協議会名誉会長の塩田康一知事らが、大会マスコットキャラクターの「かごうしママ」と共に除幕した。塩田知事は「和牛関係者にとって5年に一度の最も重要な大会。万全の準備を進めていく」とあいさつした。
全共は全国和牛登録協会が主催し、鹿児島開催は1970年以来2回目。大会テーマは「和牛新時代 地域かがやく和牛力」。鹿児島は、団体優勝した2017年宮城大会に続く連覇を目指している。
ボードはJA県会館や霧島、南九州の両市役所、鹿児島空港にも設置する。