五輪出場 母校・鹿児島女子高で報告 陸上短距離・鶴田玲美「諦めず継続を」

2021/12/22 16:10
後輩から拍手を送られる鶴田玲美(中央)=鹿児島女子高
後輩から拍手を送られる鶴田玲美(中央)=鹿児島女子高
 陸上女子短距離の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が21日、母校の鹿児島女子高(鹿児島市)を訪れ、今夏の東京五輪400メートルリレー出場を報告した。後輩たちへ向け「自分自身で決めた目標に向かって努力し続けて」とエールを送った。

 鶴田は日本代表のジャージー姿で登壇。同校スローガンの「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」を引き合いに「どんなに苦しい時も、いつか花は咲くという強い気持ちでやってきた。諦めずに継続した結果、東京五輪出場につながった」と話した。

 同校では東京五輪のレース当日、パブリックビューイングで声援を送った。陸上部の東和来(わこ)主将は「走りを見て多くの感動をもらい、励みになった」と感謝。「鶴田先輩のように努力を続け、何事にも全力で取り組む人になりたい」と語った。

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