10代の衆院選投票率 最高の40%台 鹿児島・10月投開票 県選管まとめ

2021/12/27 09:41
 鹿児島県選挙管理委員会は、10月31日投開票の衆院選の年齢別投票状況を発表した。全数を調査した18歳が50.41%、19歳が32.26%だった。10代の投票率は41.86%となり、2017年の前回衆院選の39.23%を2.63ポイント上回った。選挙権が18歳以上に引き下げられた16年参院選以降、最も高い投票率だったものの、全体の57.71%を15.85ポイント下回っている。

 10代の投票率は19年参院選で最低の25.49%を記録したが、20年県知事選(33.67%)、21年衆院選(41.86%)と2回連続で上昇した。抽出調査による、10月の衆院選の全国平均は43.21%だった。

 10代の投票率を市町村別にみると、最高は長島町58.46%、最低は和泊町26.32%。有権者が最も多い鹿児島市は38.84%だった。

 県選管は投票率について「投票日の天候や選挙の争点などさまざまな要因が総合的に影響するため一概には言えない」とした上で12~20年度までに6万人以上が参加した出前授業などを挙げ「引き続き市町村選管や教育機関などと連携し、主権者教育の充実に努める」としている。

 県内投票者数(77万2962人)の5.74%に当たる4万4392人を対象にした年齢別抽出調査では、20~24歳の35.63%が最低、70~74歳の77.79%が最高だった。

 県選管が12月22日に発表した

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >