全国和牛能力共進会(全共)の鹿児島大会は6~10日、「種牛の部」が霧島市牧園、「肉牛の部」が南九州市知覧で開かれる。県内外から来場が見込まれる。和牛はもちろん、農業県鹿児島の食や観光、文化を広くPRする絶好の機会だ。
霧島市牧園の種牛の部会場では、牛の審査のほか、一般来場者に向けて県内の農産物を展示販売し、観光・文化情報を発信する「鹿児島県PRエリア」が設置される。ほかの参加道府県の「PRエリア」や全国の銘柄牛を試食したり鹿児島県産農産物のバーベキューを楽しんだりできる「和牛振興エリア」もある。
肉牛の部会場では肥育牛の枝肉の審査や競りが開かれる。いずれも一般公開はされないが、競りは特設会場で見学することができる。