国旗や抗議文を掲げて停戦を訴える参加者=3日、鹿児島市の鹿児島イスラム文化センター
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が続く中、鹿児島イスラム文化センターでは3日、県内に住むイスラム教徒約80人が民間人の爆撃などに対する抗議行動をした。
パキスタンやインドネシアなどさまざまな国の出身者らが集まり、爆撃などへの抗議文やパレスチナの国旗を掲げて即時停戦を訴えた。マレーシア出身のカマル・イルファンさん(25)は「女性や老人、子どもなど弱い立場の人が犠牲になっている」と非難した。
同センター広報のサム・ハッサンさん(58)は「人間の命が何よりも大事。戦争では解決しない。日本でも一緒に考えてほしい」と話した。