フォークリフトからコンテナ落下、男性作業員が下敷き死 安全措置を怠った海運業者と営業部長を書類送検 鹿児島労基署

2024/10/26 11:13
〈資料写真〉
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 鹿児島労働基準監督署は25日、労働安全衛生法(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、鹿児島市の海運会社と同社営業部長の60代男性を鹿児島地検に書類送検した。

 送検容疑は2023年10月18日、同市谷山港1丁目の営業所構内でフォークリフトでコンテナ運搬作業を行う際、進路内に60代の男性作業員を立ち入らせた疑い。男性は落下したコンテナの下敷きとなり死亡した。

◇墜落防止怠り高所作業者が転落死

 鹿児島労働基準監督署は25日、労働安全衛生法(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、鹿児島市の内装販売業者と同社代表取締役の30代男性を鹿児島地検に書類送検した。

 送検容疑は2023年11月16日、同市小山田町の同社倉庫内で60代男性に高所作業させる際、墜落防止措置を取らなかった疑い。倉庫2階で作業していた男性が4メートル下の床に転落し死亡した。

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