まるで、おおきなかぶ…力を合わせて桜島大根を引き抜く児童たち=南九州市川辺の高田小学校
鹿児島県南九州市川辺の高田小学校1、2年生14人が24日、校内で育てた桜島大根を収穫した。青々とした葉をひもで縛り上げ真っ白な大根が見えると、子どもたちは大はしゃぎ。力を合わせて6個を引き抜いた。
食農教育の一環で毎年育てている。昨年9月に種まきし、水やりや草取りなど手塩にかけた。1年生6人は、童謡「おおきなかぶ」を歌いながら列になって「よーいしょ、よいしょ」。最後は「やったー」と笑顔でバンザイをしていた。
2年生の鮫島寿里さん、永谷文菜さんは「水やりなど大変だったが、去年より上手にできた」「頭よりずっと大きくて重かった」と笑顔。収穫した大根は校内とJA南さつま川辺支所に1個ずつ展示し、残りは児童が持ち帰る。