育ちすぎたタケノコをおいしく食べる〝一石二鳥〟の解決レシピ 湧水町が特産化へ取り組み

2025/05/06 21:03
皮をむかれた幼竹=湧水町北方
皮をむかれた幼竹=湧水町北方
 鹿児島県湧水町農畜産物開発加工センターで「育ちすぎたタケノコでメンマづくり」体験会があった。約20人が参加した。

 町が昨年から放置竹林の解消と未利用資源の有効活用を目指し開く。町有林で採った高さ1~3メートルの幼竹の皮をむいてカットし、ゆでると甘い香りが漂った。塩漬けにし、それぞれが持ち帰って1カ月ほど漬けた後、メンマに加工する。

 塩漬け前に試食した同町木場の主婦、荒川絹子さん(67)は「苦みがなく、軟らかくておいしい。山が荒れるのを防ぐ良い取り組み」と話した。

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