「売れなくても美しい本を」――漱石の期待に応えたブックデザイナー。「吾輩ハ猫デアル」を皮切りに泉鏡花、森鴎外らも手がける 橋口五葉の美しき装丁の世界

2025/10/16 17:03
夏目漱石の後期三部作の一つ「彼岸過迄」(1912年)。表紙の上下には十二支のシルエットがあしらわれている=久留米市美術館
夏目漱石の後期三部作の一つ「彼岸過迄」(1912年)。表紙の上下には十二支のシルエットがあしらわれている=久留米市美術館
 明治から大正にかけて活躍した鹿児島市出身の画家、橋口五葉(1881~1921年)の仕事を総覧する「橋口五葉のデザイン世界」展が、福岡県の久留米市美術館で開か… [続きを読む]

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >