完成した「森のタンブラー屋久杉」
アサヒビールの関連会社アサヒユウアスは、屋久杉工芸の制作過程で出るおがくずを加工した「森のタンブラー屋久杉」を作った。持続可能な開発目標(SDGs)推進活動の一環。
おがくずを提供する屋久島町安房の土産物店「武田館」で3月27日、発表会があった。容量は475ミリリットル。グラスより軽く、屋久杉の香りがほのかに漂う。武田館が作ったオリジナルキャラクターのヤクシカとヤクザルがプリントされている。
ユウアスの高森志文社長(55)は「限りある屋久杉を活用して作ったタンブラー。大切に使っていただきたい」。武田館の金田幸代取締役(38)は「『その毎日が宝物』という屋久島の日常を感じてほしい」と話した。
タンブラー屋久杉は2種類で各2970円。アサヒユウアスのECサイトで4月10日から販売する。武田館は同18日から。