女性を店舗内に監禁して乱暴し、けがをさせたとして逮捕監禁致傷と強制性交致傷の罪に問われた鹿児島県与論町茶花、アルバイトの男(28)は24日、鹿児島地裁(中田幹人裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、被告が「手品の練習台になってほしい」などとうそを言い、被害者の手首を結束バンドで拘束したと指摘。弁護側は「計画的犯行ではなく、深く反省し後悔している」と情状酌量を求めた。被告は被告人質問で「自分の欲望がまさった」と動機を述べた。
起訴状などによると、被告は3月中旬、県内の20代女性を監禁し、乱暴するなどして全治2週間のけがを負わせたとされる。