霧島連山新燃岳で火山性地震増加 24日午後3時までの24時間で79回 火山活動が今後高まる可能性 気象庁が現地調査

2024/11/24 21:10
〈資料写真〉霧島連山・新燃岳=2022年3月2日、霧島市牧園町
〈資料写真〉霧島連山・新燃岳=2022年3月2日、霧島市牧園町
 鹿児島、宮崎県にまたがる霧島連山の新燃岳で火山性地震が増加し、気象庁の機動調査班が24日、現地調査した。西側斜面の地熱域に特段の変化は認められず、噴気も確認されなかった。

 鹿児島地方気象台によると、火口直下を震源とする火山性地震は24日午後3時までの24時間で79回、10日間で233回発生した。24時間で100回、10日間で300回を超えると噴火警戒レベル1(活火山であることを留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる。

 火山活動が今後高まる可能性があり、気象台は火山情報に注意するよう呼びかけている。

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