鹿児島3区で立憲民主元職の野間健さん(63)に敗れた自民前職の小里泰弘さん(63)は1日未明、比例復活を果たし6期目の当選を決めた。早朝、薩摩川内市の京セラ鹿児島川内工場前などでつじ立ちし、有権者への感謝を込めて何度も頭を下げた。
同日未明、同市西開聞町の事務所に比例復活が伝わると、支援者らはほっとした表情を浮かべた。午前2時半、姶良市などでのあいさつ回りから小里さんが戻ってくると、約15人が拍手で出迎えた。
小里さんは「復活当選はひとえに皆さまのおかげ。仕事をしっかりやっていく」と力を込めた。支援者はガンバロー三唱で次回選挙の勝利を誓った。
その後報道陣の取材に応じ、女性問題を取り上げた2019年の週刊誌報道について「大変なご心配をお掛けし、深くおわび申し上げる。妻と二人三脚で政治の道を歩き、地域や日本のためにご恩返ししたい」と話した。