元阪神・横田慎太郎さん 小6で優勝したソフト大会 始球式に登場 「ひたむきな小学生に元気もらった」

2021/12/19 21:05
始球式でバッターボックスに立つ横田慎太郎さん=日置市東市来総合運動公園
始球式でバッターボックスに立つ横田慎太郎さん=日置市東市来総合運動公園
 日置市の東市来総合運動公園で、県内各地の小学生40チームによる湯田旗争奪ソフトボール大会があった。主催する湯田ソフトボールスポーツ少年団のOBで、元プロ野球・阪神の横田慎太郎さん(26)=同市=が始球式にバッターとして招かれ、後輩たちを激励した。

 34回目の大会は5日あった。横田さんは、湯田小学校6年だった20回大会(2007年)で優勝経験がある。左打席に立ち、ピッチャーの球に合わせてバットを大きくスイング。式後、湯田少年団の選手らに「目標を持って進んで」と語り掛けた。

 下池美姫主将(6年)は「自分も、女子で甲子園に出場する夢をかなえるために頑張りたい」。現在も脳腫瘍や脊髄腫瘍の後遺症と闘う横田さんは「ひたむきに取り組む小学生の姿に元気をもらった」と笑顔を見せた。

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