交付される宣誓書受領カード
鹿児島市の下鶴隆央市長は23日定例会見を開き、来年1月にスタートするパートナーシップ宣誓制度について、12月24日から予約を受け付けると発表した。宣誓受け付けが始まる1月4日と翌5日は、市内施設のライトアップも予定する。
性的少数者のカップルを公的に認める制度。窓口や電話、ファクス、メールのいずれかで宣誓予定日の7日前までに予約する。当日はパートナーシップ宣誓書に記入。宣誓書受領証と受領カードが交付される。下鶴市長は「性の多様性の社会的理解が進むきっかけとなることを期待する」と話した。
ライトアップはアミュプラザ鹿児島の観覧車と鹿児島中央ターミナルビル。1月4、5日午後5時10分~同11時、多様な性を象徴するレインボーカラーで彩る。観覧車は1分間隔で6色が入れ替わる。
また新型コロナワクチンの3回目接種について、国の通知に基づき、2回目からの接種間隔(原則8カ月以上)を一部前倒しすることを明らかにした。医療従事者や高齢者施設の入所者らは6カ月以上に、その他の一般の高齢者は7カ月以上とし、該当者の接種券発送も前倒しする。