マスク「着ける派」なお8割 感染予防だけが理由じゃなかった…新型コロナ5類移行半年、2254人アンケート

2023/11/08 08:23
 新型コロナウイルス感染症の予防策として定着したマスク着用について、南日本新聞「こちら373(こちミナ)」は、アンケートを実施した。感染症法上の位置付けが5類に移行して8日で半年。着ける、着けないは個人の判断に委ねられているが、半数以上が「いつも着けている」と答えた。目的は感染予防が大半を占めた。

 10月27日~11月1日、こちミナと「みなみパス」登録者を対象にインターネットで募った。鹿児島県民ら2254人が回答。年代は60、50代が各30%、40代17%、70歳以上14%の順に多かった。無作為で民意を把握する世論調査とは異なる。

 5類移行後、マスクを着けるかどうかの問いに「いつも着けている」56%、「たまに着けている」29%と、「着ける派」が8割を超えた。「ほとんど着けていない」9%、「全く着けていない」4%だった。

 着ける派の理由(複数回答)は、「感染予防」が90%と突出した。「周りが着けている」26%、「職場などで呼びかけがある」16%と続いた。いつまでマスクを着けるかは、「感染の不安がなくなるまで」が最多の60%。「ずっと着ける」15%、「周りがやめるまで」8%だった。

 「ほとんど」「全く」着けない人の理由(同)は、「5類になったから」が最も多く49%。「意味がない」42%、「着け外しが面倒」37%が続いた。

 どういう場面で着けるか(同)は、「病院や福祉施設に行くとき」88%。「商業施設に行くとき」76%、「交通機関を利用するとき」73%と多かった。
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