益留福一さん(7)/営業展開/大阪、東京に拠点設け活動

 苦労してオンリーワンの機器を開発しても、その製品が売れなくてはどうしようもない。営業をどうするかが...

益留福一さん(6)/プラント/相次ぐ大規模受注 自信に

 豚や牛、鶏の内臓などの副産物を処理する独自の省力機器メーカーとして、ようやく国内で知られるようにな...

益留福一さん(5)/特許/事業展開の見極めに必須

 省力化機器の開発には、豚の肋骨をはがす剥離機「ミスターテンダー」のような提案型と、人から依頼される...

益留福一さん(4)/ヒット商品/豚の肋骨剥離機に手応え

 起業して農業用など幾つかの機械作りに挑戦してみたものの、なかなか思うようにいかず手探りの状態が続い...

益留福一さん(3)/試行錯誤/「何でも作ります」と行脚

 1985(昭和60)年に起業して間もなく、創業メンバーの山内修二は青年海外協力隊員としてブラジルに...

益留福一さん(2)/起業/Uターンして2人の同志と

 岩川高校を卒業し関西で約12年働いた。最も長い10年勤めた阪村機械製作所を辞め、Uターンする決意を...

益留福一さん(1)/関西時代/ものづくりへの憧れ求め

 学校は末吉町南之郷の檍〔あおき〕小学校、南之郷中学校(当時)に通った。工作したり絵を描いたりするの...

田島健夫さん(7・完)/観光の未来/「二次交通」で鹿児島をPR

 火山、温泉、食材の豊かさ-。鹿児島は、世界に通用する観光地だ。観光を「基幹産業」とする県なのに、理...

田島健夫さん(6)/天空の森/童心に返る夢の「異世界」

 霧島市牧園の山中に造った天空の森は、私が子どもの頃に夢見た空間だ。山の中で遊びながら「ずっとこうし...

田島健夫さん(5)/雅叙苑/世界の「古里」 かやぶき屋根

 融資が決まるまでに考え続けていた。「他が全部つぶれても、最後まで残る日本旅館とはどんなものか」。答...

田島健夫さん(4)/転換点/結婚も融資も粘り勝ち

 「信用を得るため結婚しろ」と言われ、女性の名前を挙げた。鹿児島信用金庫の永下磨栗野支店長は「その人...

田島健夫さん(3)/旅館業/客入らず、副業も失敗

 鹿児島信用金庫に入って1年がたつ1970年3月、“事件”が起きた。栗野支店に入ってきた新卒に「先輩...

田島健夫さん(2)/青春時代/就職せず不本意に進学

 父が亡くなったため、中学卒業後は就職を希望した。湯治場を1人で切り盛りする母を「助けたい」と思った...

田島健夫さん(1)/幼少期/自然と学び育んだ発想力

 運転席までオープンに改造した軽トラックの荷台に乗り込む。木がつくる緑のトンネルを通り、浅い清流をゴ...

宮原隆和さん(8=完)/モノ作りへの思い=オンリーワン挑戦、こだわり

 日本が豊かになるにはモノ作りが欠かせない。自動車や半導体製造装置など頑張っている分野もあるものの、...

宮原隆和さん(7)/LED=夜の街彩る照明、全国に拡大

 発光ダイオード(LED)分野の研究開発は電照菊から始まった。枕崎の農家が照明に多額の電気代を払って...

宮原隆和さん(6)/太陽光発電=「環境負荷ゼロ社屋」へ研究

 2010年に新社屋が完成した。建設時に取り組んだのが、今後の事業の柱と考えている発光ダイオード(L...

宮原隆和さん(5)/衛星ビジネス、植物工場=次の「中核」探り4本柱設定

 ナンバーワンに一度なると、それを守るのに必死になってしまいがちだ。もうかって余裕がある時期に次の核...

宮原隆和さん(4)/光ディスク修復機(下)=米国出展機に世界市場独占

 2006年には、DVDなどの光ディスクを高速洗浄する世界初の「エコクリーン」を開発した。手作業で拭...

宮原隆和さん(3)/光ディスク修復機(中)=念願の消耗品ビジネス確立

 2000年初頭のディスク修復機への挑戦は新しいビジネスモデルの確立も狙っていた。われわれは機械を開...

日間ランキング >