村唯一の保健婦。空襲が続く中、防空壕を1人で巡回した。大やけどの人が風が吹いただけで激痛を訴える。「風を止めてください」。その声は今も忘れられない〈証言 語り継ぐ戦争〉

2020/08/15 20:00
鹿児島県保健婦養成所の同級生らとの集合写真。2列目の右から2人目が立野初枝さん=1944年、鹿児島市公会堂(現中央公民館)前
鹿児島県保健婦養成所の同級生らとの集合写真。2列目の右から2人目が立野初枝さん=1944年、鹿児島市公会堂(現中央公民館)前
 ■立野 初枝さん(95)霧島市国分福島2丁目 国分の空襲が激しくなった1945(昭和20)年4月、東国分村役場で唯一の保健婦として働いていた。その1年前に祖… [続きを読む]

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